先日、スタッフ全員参加で保湿剤の勉強会を行いました✨
保湿剤は、『1日数回』や『適宜外用』と処方されていることが多いと思います。
今回の勉強会では、
・1FTU(finger tip unit)
人差し指の先端から第一関節まで軟膏チューブを絞り出した量が約0.5gで、
大人の手のひら2枚分の面積に塗る量に相当するといった概念や
・保湿剤は1日4回までが適当で、それ以上の回数外用しても保湿効果はあまり変わらないといった報告もある
といった情報も得られました。
軟膏等は、べとつく程度、キラッと光る程度、ティッシュが張り付く程度が適量です。
実際に軟膏やクリーム、ローション等の塗り心地を体験しながら、
『意外と沢山出さないと適量にならない』
『ローションの場合はどうなのか』
と、スタッフ同士でのディスカッションも盛り上がっていたので、
大変良い勉強の機会になったと思います🌟
私も、今まで、
『乾燥が気になったら、1日何回でも外用してもいい』とお伝えしていたので、
『必要な量を外用すれば、1日4回までで大丈夫です』とご説明することにします!
とは言っても、頻回にべとつく程度塗るのは、抵抗がある方も多いですよね。。。
処方薬や市販薬に限らず、気長に続けられる、ご自身なりの保湿剤でのスキンケアを見付けていけたらいいのかな?と私個人としては考えております。
保湿剤の塗り方や選び方のアドバイスもさせていただきますので、これからの時期、乾燥性の湿疹や、お肌のカサカサに悩まれたら、私やスタッフにお気軽にご相談下さい。
きぬ皮フ科クリニック
院長 川﨑ゆりか