みずいぼとは、『伝染性軟属腫』という病気で、ウイルスによる感染症です。
小児に多く、通常は夏場に増えるのですが、最近冬場の乾燥のためか、受診の方が増えています💦
スイミングなどで肌が触れ合う環境で感染しますが、直接でなくても、ビート板やヘルパーなどを介して間接的にも感染します。
白っぽい光沢をもったポツポツが、全身のどこにでもできますが、脇やにのうでの内側など皮膚のこすれる部分には多発します。
見慣れると通常の湿疹とは異なるので、分かりやすいのですが、
知らないで放置しておくと、掻くことなどにより周囲に病変が広がり、余計にかゆくなり、また掻いては広がり…と急速に増加するので、早めの治療が望ましいです!!!
1-2年で自然に治ることもありますが、塗り薬のみでは根治させることがなかなか難しいので、
当クリニックでは、麻酔のテープを貼ったあとに摘除をお勧めしています。
アトピー性皮膚炎や乾燥などで、荒れた皮膚は悪化しやすいため、しっかりと保湿などで皮膚のバリア機能を高めておくことも重要です✨
ひどくなる前に早めの受診をお願いします🥺
きぬ皮フ科クリニック
院長 川﨑ゆりか