冬になると、カサカサによるあかみ、かゆみや、熱湯、ストーブなどによるやけどの患者様が増えます。
カサカサによる皮膚炎、湿疹は、皮脂欠乏性湿疹といって、外的刺激に弱いお子様や高齢者に多い疾患です。冬場の乾燥の時期には、特にしっかり保湿をすることで症状の悪化を防ぐことができます😊
それでも湿疹局面ができてしまった場合には、適切な強さのステロイドの塗り薬が必要になりますが、1日2回患部にしっかりべとつく程度外用すべきです。『キラっと光るぐらい』『ティッシュがはりつくくらい』が適量です🌟
保湿剤も、市販薬や処方薬に限らず、軟膏やクリーム、ローションや泡のものなど色々なタイプがありますが、それぞれの薬剤の塗りごごちや塗りやすさ、おひとりおひとりの生活スタイルなどに応じて、使いやすいものをご提案していきます。
我が家でも、長女や長男に、保湿剤を自分で塗ってもらえるように、泡タイプのものを取り入れたり、姉弟で背中に塗り合うゲーム形式にするなど、工夫して、家族で保湿の時間を楽しんでいます✨
忙しい朝に一瞬で全身の保湿ができるアイテムがあったら、サンタさんにお願いしたいです…
きぬ皮フ科クリニック
院長 川﨑ゆりか